巻き爪の手術とフェノール法

巻き爪の手術とフェノール法

足の親指の爪が皮膚に食い込んでかさぶたのような肉芽が形成され、化膿を伴いながら痛みが引き起こされるという方がいらっしゃいます。

 

このような状態になると自然に治ることはなく、病院で巻き爪の手術を行わなければなりません。

 

その際に、フェノール法という巻き爪の手術が現在では一般的で、これはフェノールと呼ばれる薬剤を使用して治療を行っていきます。

 

巻き爪の手術の中には、電気メスやレーザーを用いる方法など色々とありますが、薬品を使用するというのがフェノール法の大きな特徴で、爪が生えてくる爪母を薬品で殺し、そうすることで爪が生えてこないようになるので、巻き爪を解消できるというわけです。

 

従来行われていた巻き爪の手術は鬼塚法と呼ばれており、これはメスで爪母を切除するという方法になっております。

 

鬼塚法で手術を行うという場合、麻酔を打って治療が進められるので、施術中に大きな痛みを感じることはありませんが、術後の患者さんの負担が大きく、過度の変形を伴う爪に対しては手術がしにくいというデメリットがあるのです。

 

その点、フェノール法は術後の痛みが非常に少なく、鬼塚法では難しいと言われていた分厚くなった爪や湾曲の強い爪でも手術が可能となっております。

 

フェノール法は薬品を使用して巻き爪の手術を行っていく方法なので、もちろん施術中に痛みを感じることはありませんし、1回の手術と数回の通院で完治するというメリットもあるのです。

 

更に、健康保険が適用されるので、大きな費用がかからないというところもフェノール法の優れたところなのではないでしょうか。

 

多くの病院では巻き爪の手術としてフェノール法が取り入れられており、患者さんから喜ばれているというのは事実です。

 

手術の前に打つ麻酔が痛いと訴える方がいらっしゃいますが、手術をする際には麻酔が必要不可欠で、これはフェノール法に限った話ではないので、仕方がありません。

 

また、巻き爪が引き起こされているふちの爪母を腐食させるため、爪の幅が狭くなるというデメリットがあります。

 

それに、爪が生えてくる方法が変わるということも十分に考えられるので、フェノール法によってどのような弊害があるのか、あらかじめ専門医に尋ねてみた方が良いでしょう。

 

どちらにしても、フェノール法を行うということは巻き爪の症状が進行していると仮定できるので、爪に違和感を感じているという方は早めの対処を心掛けてください。

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